兵庫県北部、新温泉町に佇む湯村温泉は、平安時代に開湯したと言われる歴史ある湯治場。
赤い橋と湯けむりが立ち上る温泉街を通りたどり着いたのは「山陰湯村温泉 湧泉の宿 ゆあむ」。
しっとりと落ち着いた町並みにふさわしい、和モダンな温泉宿。
チェックインから癒しの空間へ
無料駐車場に車を止め、「豊岡杞柳細工（きりゅうざいく）」をモチーフにした専用通路を渡って館内へ。
ロビーではウェルカムドリンクのサービスがあり、ほっと一息。
チェックインは4階で、1階には湯上り処や大浴場、マッサージチェアも備わっていた。
宿全体は“編む”をテーマにデザインされ、兵庫の伝統工芸が随所に感じられる造り。
客室は2階と4～7階にあり、今回は和モダンなデザインの部屋に宿泊。
素足でくつろげる畳空間にローベッド、縁側のような窓際スペースからは緑の山並みが見え、
のびのびとした気持ちに。
美人の湯にたっぷり浸かる贅沢
この宿の魅力はなんといっても「美人の湯」※山陰 湯村温泉湧泉の宿 ゆあむ公式サイトより引用
大浴場は夜と朝で男女入れ替え制。
夜は川のせせらぎが聞こえる「かわの湯」、朝は山側の「やまの湯」へ。
どちらも露天風呂付きで、低温サウナも完備。
湯村温泉は、源泉98度の高温泉。
湯ざわりはなめらかでやさしく、長旅で凝り固まった体を芯から癒してくれた。
肌の新陳代謝を促し、湯上りはしっとりすべすべ。湯上りにはアイスキャンディー、3種類のアイスティー、そしてマッサージチェアでさらにリラックス。
細やかなサービスと心遣い
室内にはオリジナルの浴衣、マグカップ、緑茶とローズティーが用意され、アメニティも充実。
POLAのスキンケアセットやパジャマ、手ぶらで行ける大浴場用の備品も揃っていて、女性にも嬉しい配慮が感じられた。
⇒夕食の記事はこちらへ
「白イカの姿造り」「アワビ」「但馬牛」など、夏の贅沢が詰まった特選会席。
料理も楽しみのひとつだね。
「山陰湯村温泉 湧泉の宿 ゆあむ」夕食リポート
湧泉の宿 ゆあむ｜基本情報
住所：〒669-6821 兵庫県美方郡新温泉町湯1610
電話番号：0796-92-1101
チェックイン：15:00～19:00／チェックアウト：7:30～10:00
客室数：全34室
駐車場：50台（無料）
周辺観光スポット
鳥取砂丘（車約40分）
竹田城跡（車約75分）
日本海沿いの美しい海水浴場（車30分圏内に多数）
【公式】兵庫県/山陰 湯村温泉湧泉の宿 ゆあむ〈ビナリオホテルズ&リゾーツ〉インスタグラム
【公式】兵庫県/山陰 湯村温泉湧泉の宿 ゆあむ〈ビナリオホテルズ&リゾーツ〉公式サイト
まとめ｜湯けむりと静けさに包まれる癒し旅
今回の宿泊で感じたのは、温泉の質の良さと、館内の心地よさ。
丁寧に作り込まれた空間と温もりあるおもてなしに、身も心もほどけていった。
兵庫の“美人の湯”をゆったりと味わいたい方に、ぜひおすすめしたいお宿。
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