長野1泊目は小諸市に滞在。風情あるお宿
長野で宿泊した1泊目の宿は、なかなかの風情のある場所だった。
中軽井沢から車で30分くらい走ったところにある
小諸市の「島崎藤村ゆかりの宿 中棚荘（なかだなそう）」。
車で敷地内へ入っていく急な坂道の
途中で看板娘のドキンちゃん（やぎ）がお出迎え！
建物の周りには木が沢山あり、ちょうど紅葉が真っ盛りできれい。
自然に囲まれた癒しの宿。
中へ入るとロビーや部屋へ続く長～い廊下など
まるで昔にタイムスリップしたような、レトロな雰囲気。
島崎藤村の歴史 初恋
行ってから気づくのだけど、
小説家の島崎藤村（しまざき とうそん）が、明治32年より、小諸義塾に英語と国語の教師として7年ほどを小諸で過ごしたのだそう。
その頃に足繁く通ったのが、ここ中棚荘（当時は中棚鉱泉）。
明治29年に出版された有名な「初恋」をモチーフに、中棚荘では10月から5月ごろまで内湯の湯船にりんごを浮かべる「初恋りんご風呂」が楽しめる。
島崎藤村が初恋の詩を発表した明治29年10月30日を記念し、
中棚荘が日本記念日協会に申請を行い、10月30日は「初恋の日」として登録されたのだそう。
そんな歴史のある宿でした。
レトロな客室
部屋に到着。
建物は大正館と平成館があり、こちらは平成館。
30年ほどの建物だそう。
大正館では島崎藤村が宿泊した部屋をそのまま残してるとのこと。
畳の間、障子、照明…
窓から覗く木々
落ち着く空間。
洗面所、トイレ、シャワールーム付き
浴衣、足袋、タオル、歯ブラシ、ブラシ、お茶セット、冷蔵庫には温泉水（飲料水）が用意されていた。
スキンケアは、部屋にも浴室にも無かったので、用意が必要。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは浴室にあり。
お風呂は石段上がり、りんごの湯へ
早速お風呂へ「樹林の湯 観月の湯」
お風呂へは扉を開けると外に石段がありこちらを登っていく。
50段くらいあるそう。
途中で男湯
その奥に女湯。
お風呂の造りも面白かった。
ロッカーなどなく、脱衣場が畳でそのまま湯舟に繋がってる。
畳のところに荷物を置き、服を脱ぎそのままお風呂へ入る感じ＾＾
身体を洗ったりするシャワーはある。
おっきなリンゴがプカプカ浮いたお風呂。
ほんのりリンゴの香りも。
柱や梁（はり）に手斧（ちょうな）で削った巨木が配された木の香り漂う内湯 なんとも居心地の好い空間。
露天風呂も風と自然を感じられ雰囲気が良いけど、少しぬるかった。＾＾
内湯でまた暖まり上がった。
お風呂は宿に着いてからと、寝る前と、朝風呂、3度堪能した。
とても良かった！
お風呂の写真はHPへ⇒https://nakadanasou.com/spa/
お次は夕食と朝食を書きます^-^
続く…！
「中棚荘」情報＆アクセス
島崎藤村島崎藤村ゆかりの宿 中棚荘（シマザキトウソンユカリノヤド ナカダナソウ）
0267-22-1511
長野県小諸市古城中棚乙1210
公式ページhttps://nakadanasou.com/
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