名古屋駅から30分で歴史ある古い町並み 日本遺産の 「有松」へ
先日、愛知県名古屋市にある有松のプレスツアーに参加しました！
名古屋駅から電車で約30分で有松駅に到着。
2019/5/20に文化庁が新たに認定した「日本遺産」に選ばれた、愛知県名古屋市緑区有松地区。
「有松絞り」の産地として名高く、連子格子、なまこ壁など、江戸時代から残る古い町並みや、伝統工芸の絞りの技術を今に伝えている。
そんな有松で体験したことは⁈
この日スケジュール
①有松・鳴海絞会館で有松絞り実演見学
②有松工芸で絞り体験 （染物体験）
③街中散策
④ランチ、パン、カフェ巡り
有松絞りとは一体⁈有松の歴史
有松は、1608年に村が出来、それから2年後の1610年より有松絞りが始まる。約400年以上、途切れることなく続いた伝統工芸品。
江戸時代に繁盛し多くの浮世絵の中にも登場している。
明治時代には浴衣の全盛期、昭和時代に振袖にも絞りが施されるようになる。
町並みは、1784年に村が全焼したことから茅葺屋根から現在の瓦屋根に変わり、当時から現在に至り残る建物の中では200年くらいが一番古いそう。
「有松・鳴海絞会館」で絞り見学！
そんな歴史ある町、有松で、伝統工芸の有松絞り体験を！
「 有松・鳴海絞会館 」の1Ｆは、有松絞りの雑貨や洋服などお土産物が揃い、
2Ｆでは有松絞り実演見学ができる。
この地で育った人たちは皆、子供の頃から遊びのように絞りを始め、何処で教わることもなく自然と身について行ったのだそう。
手先が器用なことから、有松の人はボケないため、長寿の人も多いそうだよ！＾＾
製作は数々の行程を経て多くの作り手が手を動かしながら一つの有松搾りを創り上げる。
図案のデザイン、模様を型彫り、型紙を作る。
白い生地に模様を刷り込む
100種を超える様々な技法があり、一人一技法。
一反の中に様々な技法が含まれる場合複数の作り手が関わることも。
縛ったり、布を畳んで木で挟んで形を残したり、
針と糸で塗って柄を出す。
そのあと→染色→脱水→乾燥→糸貫
糸貫で糸を取り除くと、そこで初めて姿を現す。
「有松工芸」で絞り体験！
場所を移動しいくみんも体験した。
「有松工芸」で体験ができる。
これが本当に柄になるのか…と、
真っ白な布にスーパーボールをゴムで巻いたり、
爪楊枝に糸をぐるぐる巻いたり、
布を畳んで割りばしで挟んだり。
やり方はいくつかあり、いくみんはこの3つの行程を取り入れた。
これを染料に浸し…
糸を貫き、広げる！すると…
おぉ～！(^o^)
まるで手品の様。
こんな柄になった。糸をほどき布を広げるまで全く想像がつかなかった。
こちらを乾かし
世界に一つだけの柄、有松絞りの手ぬぐいが出来た！(^o^)
絞り染めは一番原始的で古くからある技法。
恐らく、メイドインジャパンの絞り染めの90～95％はここ有松で作ってるとのこと。
動画はこちら
GoPro HERO7 BLACKで撮影【 193Gopro! 】
⇒
10月1日～11月10日「秋の有松キャンペーン」
10月1日～11月10日の間、有松・鳴海絞りを体験できる「有松しぼり体験きっぷ」と、有松・鳴海絞開館の資料室入場利用券(お土産付き)とエリア内の飲食店やお土産店から割引やサービスが受けられるクーポンがついた「日本遺産のまち『有松』おさんぽきっぷ」で、お得に有松観光を楽しめます。
秋に開催！伝統行事「山車祭り」も見応えあり
2019年10月6日、年に一度の「山車祭り」が今年も開催予定！
300年以上前の山車が、400年以上歴史のある町を練り歩く。
その中で絞りの衣装、斑点が見え隠れする。
お年寄りも子供も交わって参加する文化的な行事である。
秋に訪れる予定の方はぜひチェックを！
古い町並みを残しつつ、古民家を再生した飲食店が点在し、古き良き伝統と、トレンド感が織り交ざった有松は、文化を深く楽しみたい本物志向の方も、華やかなトレンド感のある観光を楽しみたい方も満足できるスポット！
街全体に美しい「有松絞り」が溢れ、独自の魅力を堪能できる。
お次は町並み散策。
ランチとカフェ巡り。
今回紹介したスポットの情報
「ＪＲ名古屋駅」から名鉄名古屋本線に乗換 ⇒（約３０分）⇒ 「名鉄有松駅」
有松・鳴海絞会館（有松絞商工協同組合）
〒458-0924 愛知県名古屋市緑区有松3008番地
(052)621-0111
9:30～17:00(実演は16:30迄)
ホームページ:https://shibori-kaikan.com/
有松工芸
〒458-0924 愛知県名古屋市緑区有松3501
(052) 622-5881
ホームページ: arimatsu-kougei.com
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