品川横丁の北京ダックマニアへ
品川駅高輪口を出て右へ、3分くらい歩いたところにある「品川横丁」。
2020年にオープンし、建物の中にはインド料理や焼き鳥、九州料理など居酒屋メインで10店舗が入店。(2021年9月現在)
中でも異彩を放つのが2020年10月にオープンした「北京ダックマニア」。
「ミシュランガイド東京2019」でビブグルマンを獲得した「ギョウザマニア」や「小籠包マニア」などの飲食店を展開するマニアプロデュース株式会社が手がける新業態で、「北京ダックマニア」は現在こちらの一店舗のみ。先日開催された試食会に行って来た。
インパクト抜群!ガラス越しに丸焼きが回転
店頭には丸焼きのダックが吊るされ、グルグルと回っていてインパクト大。
中国から輸入した機械で、日本で置いてるところは他にないのでは。まるで中国の何処かの街角で目にするような光景。
本来、中国では北京ダックを焼く機械だそうですが日本では許可されないため、改造し、乾燥させる工程で使用してるそう。
食器やインテリアは中国製。異国情緒あふれる店内
異国情緒あふれる店内。
チベット地方と中国を融合した、高級感のある内装。
インテリアや雑貨、食器など全て中国から輸入しているそう。
高級料理の北京ダックを現地のようにカジュアルに楽しむ
名物はもちろん、店名にもなってる「北京ダック」。
北京ダックは、日本では10,000円~20,000円くらいする少々敷居が高い料理だけど、実際中国に行くと日本円で1500円~2000円くらいと、ものすごく安く食べられ、また中には10,000円くらいするお店も。
現地では日常的に食べられてる北京ダックを日本でもできるだけ安く、クオリティーを落とさず食べてほしいと言うコンセプトで、「北京ダックマニア」では、
2人前 2178円
3~4人前 3278円
と、リーズナブルに本場から伝授した本格の味が楽しめる。
皮を削ぎ、切り落とすシーンを拝見。
中国では皮と肉の両方を食べるそうで、「北京ダックマニア」でも
鴨の皮とモモ肉、胸肉をネギやキュウリ、自家製の甜面醤と共にカオヤーピンという皮に包みパクリ。
もちもちの皮に、ジューシーな味わいで、いくつも巻いては食べたくなる。
鴨ガラスープやコリコリのキクラゲも絶品
9種類の薬膳と鴨ガラスープ。
コクがあり旨い…。食前に飲むことで食欲促進や胃もたれを防ぐ効果があるのだそう。
価格が高いクラゲの冷製 638円
クラゲの頭の部分を使用していて、コリコリッサクサク!と歯ごたえが楽しい。
噛んでる人の近くいると音も聞こえて来るほど!
お酒も飲みたくなるおつまみ。
焼豚とブルーチーズ 968円
自家製甜面醤(テンメンジャン)のタレにつけ、ハチミツを塗って焼き上げる焼豚はプリプリしていて、ブルーチーズとのコンビがユニークで、またアクセントに。
貝柱の中華粥 715円
〆はお粥で暖まる。
見ても楽しめる3種の花茶。9月24日からの新メニュー
また、9月24日より新たにメニューに加わる見た目も美しい花茶3種。
「ミックス花茶」「薔薇茶」「金木製の工芸茶」各495円
ポットで数分蒸らしたアツアツのお茶を注いで頂く。
ミックス花茶はナツメや干しぶどう、菊、バラ、ジャスミンなどが入っていて華やか。
ナツメや干しぶどうの甘みや氷砂糖入りで優しい甘さにジャスミンも香り特に好きな味わい。
工芸茶はユリの花の中に金木犀、周りは緑茶で包んでいて
お湯の中でゆっくり花が開いていく…。
見ても楽しめる花茶は、食後に、体も休まりホッとできる。
見ごたえのある本格北京ダックや選りすぐりの一品料理と合わせて味わいたい。
「北京ダックマニア」情報&アクセス
「北京ダックマニア」
東京都品川区高輪3-25-23 京急第2ビル2階
JR品川駅高輪口徒歩3分
月~土、祝日、祝前日: 17:00~23:00 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:30)
定休日(日)
食べログhttps://tabelog.com/tokyo/A1314/A131403/13252087/
インスタグラムhttps://www.instagram.com/pekingduck_mania/
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