これまでのお話⇒【オーストラリア ワーキングホリデー】
ゴールドコースト、バイロンベイ
ゴールドコーストにはケアンズで出会った友人が何人か滞在していた。
その仲間たちと数日過ごした後、最東端のバイロンベイに降り立ち、再びバスに乗り、最終地点のメルボルンまで辿り着いた。
メルボルンの街並み
メルボルンに着くと、街並みが一気に変わった。
約半年間過ごした東北部にあるケアンズは気候が暖かくリゾートで町も小さい。
ここメルボルンは、都会的で建物も大きくて密集している。
町中を路面電車や馬車が走りオシャレで洋風。
歩けば日本人とすれ違ってたケアンズと違い、
欧米の人たちが多かった。
世界中の人たちがこの地で働いたり、旅をしている。
町中にはカフェ、ライブラリー、お洒落なスポットが多い。
レストランも多国籍。
また、野菜、果物、肉、魚、チーズ、ハムなど食料品の他、衣類やお土産物…何でも売っている巨大マーケットもあった!
人出もすごかったが、活気があり歩いて見てるだけでも面白かった。
バックパッカーで
メルボルンでも始めは、バックパッカーに滞在。
1週間も居れば、キッチンで度々顔を合わせる同じ宿の旅人たちと会話するようになり
毎晩のように一緒に料理を作り、カードゲームをしたりと日々を過ごした。
時々メンバーも入れ替わるが7~8人くらいだったかな、
ヨーロピアンが主で、中には日本人の男子も一人。
同じくらいの歳だった。
彼はバックパックで旅をしていて、数日経つと、別の場所に旅立って行った。
「またね~!」
と言っても、もう会うことは無いだろう…。
いくみんは相変わらずその宿に滞在し続けた。
一泊2000円~3000円くらいの所だった。
ケアンズ時代の友人と再び。仕事ゲットは
そんなある日、ケアンズの学校で一緒だった、英語が堪能の韓国人と再会した。
彼は、ケアンズの学校を卒業した後、一時帰国したが、
メルボルンの大学に入学するため再びオーストラリアに来たのだ。
無料で英語を教えてもらえる教会へも連れて行ってくれた。
そのクラスに時々参加するようになり、そこで英語を習得した。
しかし、自分で熱心に勉強しようとしない、いくみんの英語は、
とにかくボキャブラリーが少ない(知ってる単語が少ない)、発音も知らないため、
ネイティブやヨーロピアンともなんとなくのコミュニケーションだけで、
ちゃんとした会話は一向にできなかった。
聞き取れないことも多かった。
外国人でもアジア人同士は、伝わりやすく話しやすかった。
メルボルンで何件かアルバイトの面接を受けた。
多国籍の町なので、英語のスキルが無いと働き場所も見つからない。
そのため仕事もゲットできなかった。
さて、どうしよう…。
このままバックパッカーに泊まり続け、メルボルンに居るわけにはいかない。
ここで、オーストラリア生活は終了か…⁈
続く…
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