これまでのお話⇒【オーストラリア ワーキングホリデー】
バスが出発した!車内で
ケアンズを後にし、 赤色の長距離バス「グレイハウンド」は走り出した。
車内は前も後ろも、80%がヨーロピアン。
ヨーロピアンたちの旅を見ると、皆バックパックで、
スーツケースを引きずってる人は居なかった。
いくみんも日本からバックパック一つで来て正解だったのか。
荷物は預けると次の目的地まで取り出せないので、飛行機に乗る時と同じように、必要な物は手荷物として持ち込む。
バスの中は冷房が効いてるので、羽織り物もあると良い。
WiFi、トイレ、充電器、ウォーターサーバー完備で座席も悪くない。
なかなか快適だ!
いよいよ、旅が始まると、再びワクワクしてきた。
暫くすると、バスの中のメンバーの一人が近くの皆にスナックを配り始めた。
いくみんも受け取った。
ケアンズではつい日本人とばかりつるんでしまったので、久しぶりに欧米人に囲まれての旅。
まだまだ慣れない英語だけど、
これをきっかけに前後の人たちと話し始めた。
ミッションビーチ
始めの停車スポットは、ケアンズからおよそ2時間くらいで「ミッションビーチ」というところに到着した。
ここはケアンズから近いのでステイはせず、バスが発車するまでの間、海を見に行ったりと暫しの時間を過ごした。
エアリービーチに到着
ミッションビーチを後にし、次のスポットまではおよそ6時間、寝たり窓の景色を見たりで、「Airlie Beach(エアリービーチ)」に到着。
74の島々から成る「ウィットサンデー諸島(Whitsunday Islands)」へのゲートウェイ!
バックパッカーのドミトリールームにステイ。
1泊2,000円くらいのところだ。
前にケアンズのバックパッカーでベッドに住み付く虫「ベッドバグ」に噛まれ、全身赤くぶつぶつが出来かゆくて大変な思いをしたので、寝袋にくるまって寝るようになった。 その時は医者に行ってかゆみ止めをもらい治った。
ケアンズに居た時と違い、宿にも、町を歩いてても日本人を見なくなった。
欧米人に人気のリゾート地の様だ。
まだ明るい時間、海岸沿いのキレイな街並みを歩き、街角にある小さなバーに入った。
テラスで生ぬるい風を浴びながら、瓶ビール一本飲みすっかりいい気分に。
ウィットサンデーへ!
バックパッカーに併設のツアーデスクでツアーに申し込み、
翌日はフェリーに乗って、いよいよウィットサンデー諸島へGo!
途中で小さなボートに乗り換え、ギュウギュウ詰め状態でボートはすごい振動を立て、猛スピードで海のド真ん中を走り抜ける!
キラキラ輝く海面
すると、こんな場所に辿り着いた。
「 ヒル インレット(Hill Inlet)」
息をのむ景色が目の前に広がった。
高台から見る、広大な白い砂と青い海のマーブル。
潮の満ち引きによって混ざり合う砂と海、
浅瀬に人が歩いてるのが小さく見える。
不思議な景色だなぁ~。
ホワイトヘブンビーチ
ボートは次に、世界で最も美しい言われるビーチ「ホワイトヘブン ビーチ」へ連れてってくれた。
ウィットサンデーの無人島にあり、
砂は98%がシリカ、本物の砂と思えないほどきめ細かくて白い。
ほとんど誰も居ないビーチ
贅沢な天然の大きな“お風呂”にダ~イブ!\(^o^)/
こうして一日が終わった。
エアリービーチの街並みは気に入ったので、ここでは少しゆっくりした。
泊まった宿のキッチンでヨーロピアンたちから情報収集をし、次の目的地を定めた。
再びバスに乗り込み次のスポットへ向かうのであった。
次の記事⇒【オーストラリア】「砂浜を4WDで疾走!世界遺産フレーザーアイランドでキャンピング」ワーキングホリデー!バックパックの旅 第16話
これまでの記事と続き
193Go!