【オーストラリア】「初のシェアハウスで怒られる」ワーキングホリデー!バックパックの旅 第12話

ケアンズ 

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ケアンズでアルバイト

オーストラリアに来て初めてアルバイトをする時が来た。

ケアンズには日本食のレストランが点在し、日本語の名前のついた居酒屋もいくつかあった。

ゆっくり座ってお酒と共におつまみを楽しむ「居酒屋」というのは海外では珍しく、
バーでスタンディングかハイチェアで飲むのが主流。
なので、日本に来た多くの外国人が「居酒屋」に行きたがると言う。

いくみんが働いたのは、オーストラリアで人気の回転寿司。
時給は日本円にしたら¥1,500くらいと、日本で働くより遥かに高かった。
そこには、同じワーキングホリデーの日本人、韓国人の子たちが働いていた。
お客さんは、欧米人の観光客や地元のオーストラリア人がほとんど。
いくみんは接客ではなく、内側でお寿司を作る役目。
と言っても、握るわけじゃなく、機械で流れてくるシャリにネタを乗せ皿に盛りつけレーンに乗せる。
海苔とご飯が裏巻きになった、カリフォルニアロールも巻いた。欧米人には、刺身よりこれが圧倒的に人気だった。

毎日一緒に寿司を作ったマレーシアの子と、バイト帰りに海沿いで腰を掛け話し込んだり、
街角に在るカジノに行き、無料で飲めるホットチョコレートをゲットしたり。
彼女は英語が堪能だった。
いつもチョコレートのスナックを持ってて、良くくれた。
スーパーで美味しいインスタントヌードルも教えてもらった。
この時からハマったのが「ミーゴレン」や、韓国の「辛(シン)」だ。

夜のラグーン
カジノで

学校

ホームステイ先から自転車で学校に通い、帰りは寿司屋で働く日々が続いた。

バイトが無い日は、学校で仲良くなったアッパークラスの韓国人と、
一緒にライブラリーに行き勉強をした。
本屋で一冊オススメしてもらった教本を買い、それを元に基礎から勉強。
と言っても書いたり調べたりというより
結局、話してなんとなく覚えた方が多い。

初めてのシェアハウス

一ヶ月のホームステイが終わると、シェアハウスを探した。

シェアハウスとは、一軒家の一部屋を借り、
家族じゃない他人と一つ屋根の下に住むというものだ。
もちろん、仲間同士で借りるケースもあるだろう。

最初に住んだシェアハウスは、韓国の女の子とのルームシェア。
人は入れ代わるので、先に住んでた彼女とは初めまして。
部屋はエアコン無し、ファン付きで一週間90ドルくらい。
シティーから近く自転車は必要なかった。

例えばこれが一人部屋、エアコンありの条件となると一週間140ドルくらいしたりと、まちまち。
けれどホームステイは大抵一週間200ドル以上はかかるので、シェアハウスの方が価格はグンと下がる。
また、これまでいくみんが滞在してきたバックパッカーのドミトリールームは、一泊20ドルくらいだった。

シェアハウスには全部で3部屋があり、他にヨーロピアンのカップルと、女子同士が住んでいた。

ある夜の携帯事件

部屋を出てすぐにあるリビングでは常に誰かしらが映画を観ていた。

またいつもの様に、シェアメイトたちがソファーに座り、和気藹々と映画を楽しんでいた中、
いくみんはテーブルの上に置いてあった携帯をバッグに入れ、部屋の鍵を閉め、みんなに声をかけ、遊びに出かけた。
ルームメイトからは 「楽しい夜を!」なんて言ってもらい。

ちょうど暗くなる頃だった。

週に一回のレディースデーは、町の至るバーで女性はスパークリングワインが一杯サービスで、一番盛り上がった。

学校仲間とバーの後は、ラグーンのある海辺ではしゃぎ回り、その後2軒目に行ったバーの暗闇で、衝撃の事実が発覚した

なんと、いくみんのバッグの中に同じ携帯が2台入っているではないか。

どういうことだ⁈

ハッ、これはまさか…。

すぐに、シェアハウスに戻った。

と言っても散々遊んだ後で、とっくに0:00を回っている。

家の中は静まり返っていた。

リビングのソファーに、ルームメイトが寝ていた。

「どうしてこんなところで⁈」

いくみんに気づいた瞬間、起き上がって、スゴイ剣幕で彼女がまくし立てた。

「あなたが部屋の鍵を閉めて出かけたから、部屋に入れず、連絡も出来ずに、ここで寝るしかなかったのよ‼」と激キレ。

ルームメイトの携帯はいくみんのと全く同じだった。

あの時、持って行った携帯は彼女のものだったのだ。 彼女の鍵は部屋の中…

それは、彼女は部屋に入れるわけがないし、
こちらに連絡もしようがない。

やっちまった

彼女に携帯を持って行ってしまったことを必死に謝った。

その日はまったく口を聞いてくれなかった

そら怒るわな…

これが初めのシェアハウスで起きた思い出深いエピソードの一つだ。

後に笑い話になった。

続く…

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