京都「宿屋 枳殻荘」情緒あふれる赤い橋と味がある岩風呂!家族で営む京町屋のお宿でほのぼの

京都駅から10分 家族で営む京町屋のお宿「枳殻荘(きこくそう)」へ

「宿屋 枳殻荘(きこくそう)」

京都旅行の最後に宿泊した宿は「枳殻荘(きこくそう)」。

京都駅から歩いて10分、向かいには「渉成園(しょうせいえん)」、「東本願寺」も近くに。
1954年に創業した家族で経営する旅館。
2代目、3代目のご家族4人で迎えてくれました!なんだか、ほのぼのする温かいお宿。

3代目ご主人がオーナー兼板長を務め、若女将さんが主に接客を対応してくれた。

吉村ファミリー

館内に赤い橋が架かる!鯉が泳ぐ中庭も 140年の歴史ある建物

入口でチェックインの手続きをして、館内を案内してもらいながらお部屋へ。
建物の奥に進むと正面に見えて来たのが、赤い橋!
4室のみの小さなお宿に、このような立派な橋が架かっていることに驚き。ここから望む中庭も風情あり。ランプが灯され、水の音が聴こえ、ガラスの引き戸を開けると池には鯉が泳いでる。

お庭が!

建物はなんと140年前のものなんだそう。
宿のシンボル的存在で、撮影スポットにも。他のお客さんも皆こちらで撮影をしていた。
コロナ禍前は、8割が外国人で、この日も外国人の宿泊客が。

情緒豊か

味がある岩風呂を貸し切り!

岩風呂

更にもう1つインパクトがあったのが、岩風呂。なんという味のあるお風呂!周りは岩で固められ、浴槽はタイル調。
予め時間を決めて、貸し切りで入浴する家族風呂。
この日は1人で滞在したので夕食後にゆっくり浸かった。
湯船は深めで、お尻を着くと、顔が半分もぐるくらい。なんだか子供の頃を思い出す!
温湯で気持ちが良い。水道をひねれば、湯加減の調節も可能だ。

共用トイレと洗面所も1階に完備。1か所にまとまっていて使い勝手が良い。

お部屋へ 趣を感じる和室

客室は1階と2階に2部屋ずつ。泊まったのは2階の1人部屋。
木彫り細工が豪華なブルーの階段を上がりお部屋へ。
橋から向こうが築140年ということは、この客室も140年ものとなる。

2階

ふすまを開けると、畳の間に座椅子、障子戸、ひも付き電気、ダイアル式電話など、目に飛び込んで来るもの全てがレトロ。大河ドラマに出てきそうな一室だ。
広縁からは中庭の眺め。タオルや浴衣、お茶菓子も。
部屋の外には専用の洗面台があり歯ブラシやハンドソープなどがセットされている。

化粧室、浴室は共用となる(1階に完備)。

窓からの眺め
洗面所
お茶を淹れてもらい

お部屋で少しゆっくりしたら、夕食へ!

夕食は京懐石!湯葉、生麩、京野菜を取り入れた彩り豊かな料理

夕食は、1階の個室で。
料理は1品ずつ丁寧に提供された。

湯葉、八寸、お造り

始めに来た料理は、くみ上げ湯葉。口当たり滑らか。
八寸は、もみじ型の梅のゼリー、キノコと菊の和え物、かんざしに刺さったチーズ&スモークサーモン、滋賀県の近江八幡コンニャク(赤蒟蒻)鉄分が豊富だそう!
笹の葉に包まれた麩饅頭。

笹の葉を広げると麩饅頭!

刺身3種は紋甲イカ、タイ、マグロ。お刺身も、身がしまっていて厚みがあり美味しい!

生姜餡あんかけ

お次は、生姜餡のあんかけ。もっちりフワフワ~、オクラのとろみもあり、暖まる~。
特にお気に入りの一品。

さわら西京焼き

さわら西京焼き。

天ぷら、和え物

天ぷら盛り合わせは、小フグ、ナス、レンコンなど。おろし天つゆに浸して、衣サクサク!小フグはフワっとした白身でやっぱり特別感。

小鉢は、焼き穴子、きゅうり、ミョウガ胡麻酢和え。手の込んだ一品、サクサク食感が良い。

お食事

ご飯と漬物。鮮やかな紅葉麩、湯葉、三つ葉が浮かんだ上品なお吸い物でほっこり。

デザートは、グレープフルーツに見立てたグレープフルーツゼリー。プルプル~、爽やか!

ごちそう様でした)^o^(

お麩や湯葉、京野菜などを取り入れた料理が楽しめた。

部屋に戻ると布団が敷かれていた。
いつもと違うお座敷でのお泊りにワクワクしながら、お休み。

朝食にも美味しいお豆腐、出汁巻き卵にホクホクかぼちゃも

朝になりました!朝食へ。
夕食と同じお部屋で。明るい時間は夜とはまた違う雰囲気。中庭が良く見え、若女将さんが生けているという生け花も美しい!

朝の献立は、白ゴマが練り込まれた豆腐に、なめこ汁、出汁巻き卵、ほうれん草としめじのお浸し、かぼちゃと里芋の煮物、ご飯にはちりめん山椒を散りばめて。

夕食でも印象的だった湯葉や生麩。朝食でいただいた白ゴマ入り豆腐は、濃厚でツルンとしたなめらかな口当たり、お汁も美味しかった。
湯葉や豆腐は、ご近所の豆腐屋さんから仕入れているそうで、お客さんからの評判も良いそう。

今回の京都旅で何度か出会った、山椒が効いた「ちりめん山椒」にはハマりそう。京都土産としても人気だね。

ちりめん山椒 

甘いホクホクかぼちゃと、柚子が添えられた里芋の煮物も美味しかったな。

優しい味わいの和食にほっこり。心も体も元気になれた。

さて、そろそろ出発の時間だ!

最後、皆さんと一緒に記念撮影。お世話になりました~。
思い出の一枚に。

唯一無二の心に残る宿だった。

宿の真向いにある「渉成園(しょうせいえん)」と、庭園から歩いて5分ほどの「東本願寺」に寄り、京都を後に。

「渉成園」
「東本願寺」

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「宿屋 枳殻荘」情報&アクセス

住所:〒600-8143京都府京都市下京区河原町七条上ル一筋目西入ル
電話番号:075-371-7781
交通アクセス:JR京都駅、京阪七条駅から徒歩10分、駐車場あり
チェックイン16:00 (最終チェックイン:21:00)、チェックアウト10:00

「宿屋 枳殻荘」公式サイト
「宿屋 枳殻荘」インスタグラム
「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」
URL:「https://www.kyoto-tabipro.jp/

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