【オーストラリア】「そして誰もいなくなった」ワーキングホリデー!バックパックの旅 第14話

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体調の変化

ケアンズで2カ月間、語学学校に通った。

現地でのアルバイトの時給は日本より良かったので
最初に旅して使った分は少しは取り戻せたかな。

バイトがない日は、学校仲間の誰かしらのシェアハウスに集まり、みんなで料理を作って食べワイワイした。

ケアンズでは、ほぼ外食はしなかった。

しかし、食パンに甘~いチョコレートを塗って何枚も食べたり、
甘いチョコレート菓子、ティムタム(Tim Tam)を一度に一袋食べたり…

それが毎日のように…クセになってしまった。

明らかに日本に居た時と食生活は変わった。

すると、今までにないほど体重が増え、
思春期の時にもニキビなど出来たことが無かったのに、顔に初めて吹き出物がいくつも出来た。
ケアンズに来たばかりの時に、ある島に行くツアーで船酔いし、
顔面 日に焼けて真っ赤になり、後日 顔の皮がむけ真っ黒になったことがあった。
この時のダメージも原因だろう。

体調の変化を感じ始めていた。

仲間たちが旅立つ

学校では、仲間たちが卒業し帰国したり、また、農業しながら生活する「ファームステイ」をすると、別の地に旅立つのを見送った。

いくみんの学校生活も終わった。

そして気づくと一緒に過ごしてきた仲間たちが、ケアンズから居なくなっていた。

シェアハウスに住みながら、アルバイトをする日々が続いた。

段々とやることが無くなり、時間をもてはやしていた。

時間があると、余計食べてばかりいる。

ダメだこれでは…。

グレイハウンドで旅をしよう

旅に出よう!

長距離バス「グレイハウンド」のチケットを買い東海岸を旅しながら南下することに。

「グレイハウンド」通称「グレハン」は、オーストラリアを走る赤い色のバス。目的地にひとっ飛びする飛行機と違い格安で、且つ
東海岸を南のアデレードまで乗り降りしながら南下できるので、
世界中のバックパッカーたちも、このバスを使い旅をするケースが多かった。

例えばオーストラリアの人気都市
ケアンズ
ヌーサ
ブリスベン
ゴールドコースト
バイロンベイ
シドニー
キャンベラ
メルボルン
アデレード
この辺りは通る。

一方向にのみ乗り降り自由で有効期限は90日間。

いくみんは目的地をメルボルンに決めた。

ケアンズ-メルボルンまでのチケットをゲット。およそAU$ 500くらいだろうか。

さよなら、ケアンズ

約半年間、後半はダラダラ過ごしてしまったが、人生で初めての海外生活を送ったケアンズを離れる。

またいつの日か、大人になったら来る日があるだろうか。

良く遊びに行った、腹巻を落とし泣いた、ラグーンにも挨拶。

再びバックパックに荷物をまとめ、バックパッカー生活が始まった。

さよなら、ケアンズ…!

車窓から景色を眺め、色んなシーンが頭の中を駆け巡っていった。

ありがとう、ケアンズ

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